個太郎塾ふじみ野教室 -埼玉県富士見市-

勉強大好き変わり者の塾長です。変人と呼ばれることもしばしば・・・ブログを読むとわかります笑

塾長の考え

【見えないものに目を向ける力】 ── 勉強が苦手な子と“想像力不足”の関係を考える

「勉強が苦手な子」って一言でまとめるのは ちょっと雑かもしれないんだけど 原因の1つに「想像力の弱さ」があると思っている これは何も 「絵が描ける」とか「物語が作れる」とか そういう意味じゃない もうちょっと日常的な “目に見えないものを想像する…

【窮地よりも、平穏のなかにある学び】  ―なぜ人は「失敗しないと気づけない」と思い込むのか―

うまくいっているときほど 危機感は見えにくくなる でも、見えにくいだけで そこに“ない”わけじゃない 目の前に、ちゃんと転がっている 何かをやらかしたあとで 「ああ、あのとき気を抜いてたな」と思い出すようなこと それは、ふだんの暮らしの中に “見よう…

【最初の姿勢がすべてを決める】 ── 中学生の塾選びと、変わるための“今”というタイミング

「授業をしてなくても、ある程度わかることってあるんですか?」 そんなふうに聞かれたら 私は「あるよ」と答えると思う 話す内容じゃなくて 聞く姿勢 質問の受け止め方 沈黙のあいだの表情 そういった“雰囲気”の中に その子の未来がにじみ出ることがある 新…

中3受験生は締め切っております。中2生もまもなくです

4月以降 中3生のお問い合わせを割といただいておりますが 申し訳ございません すでに定員に達しているため締め切っております うちは個別ですが 中3生用の夏プログラムなど考えて動いておりますので 教材等の準備も含めると なかなかこの時期のお問い合わ…

【そのひとことがうれしい】 ── 夏課題テスト、もう受けてもいいですか?

中3の夏課題、けっこうたくさんある とはいっても いわゆる“宿題”というより、テスト形式のものがメインだ 漢字テスト 理社テスト 英単語テスト それぞれ範囲があって 範囲の学習が終わったら テストにチャレンジするというスタイル ——で、すでに受け始めて…

【受けとる準備ができている人に】 ── 気づける子の共通点は「アンテナを立てている」こと

ふとした一言が、あとになって効いてくることがある そのときは、何の意味もなさそうに思えたのに あとになって「あれ、あのときの話って……」とつながる瞬間がある だからいつも思う ヒントって こっちが気づく準備をしていないと 見えないんだなって ぼーっ…

【自ら水を飲みにいく子へ】  ── 努力の先にある“知る”というリターン

努力を積み重ねた子に伝える 特別な知識というのもは 決して不平等なんかではなく それは自ら水を飲みにいった子への 自然なリターンだと思うんです なんでその子だけ そんな情報を知っているのか ずるいずるい まぁそんなことを言われたことはありませんけ…

【すべてがはやい子】  ── テストで毎回高得点をとってくる子の“共通点”

テストで高得点をとってくる子って やっぱり、なにかが違うなと思う もちろん、理解力とか努力の量とか いろんな要素はあると思うけど とにかく、すべてがはやい テスト勉強を始めるタイミングも 終わるタイミングも 課題を終わらせるスピードも やるって決…

【“やらない層”の増加】 ── 定期テストに現れる、中学生の学習姿勢

定期テストの結果が返ってきて いろんな意味で思うことがある まず1つは、平均点の“ばらつき”がすごいってこと 学校によっては平均70点超え 一方で50点前後の学校もある もちろん単元や出題傾向にもよるんだけど それにしても幅がありすぎる 個人的には…

【レシートの向こうにあるもの】 ──消費税の仕組みを生徒と考える

消費税の支払い通知が届いた 毎年のことだけど 正直「あぁ、またこの季節か」と思う こういうとき いつもは事務作業のひとつとして淡々とこなすだけ でもふと 「これ、案外生徒たちに話す機会ってないな」と思った テストの解説でも ニュースの話題でもない …

【選べる人でいるために】 ── 中学生、高校生が勉強する意味の“ひとつの答え”を、現実から考える

社会に出ると やりたくないこともやらなきゃいけない 理不尽なこと 納得いかないことだってある でも、それが現実 学生時代に勉強することって そういう“現実”に立ち向かうための練習なんだと思っている しんどいことに向き合って やりきる力を育てる場所 避…

【“新しい”という言葉の、その向こう】ーー旧バージョンとの比較はやはりほしいところ

高校案内で 新しいコース始めます!という案内を見ることが ちょとちょことありますが それ自体はいいことだと思うんですけど 時代にあわせてといいますかね 案内する側としては 現状のコースとは何が違うのかわからないと 結構困るというか 新しいコースで…

【“嫌だ”の中に混じった、“なんで?”】 ——塾に行くのが嫌じゃなかった。ある生徒の何気ない一言がうれしかった話

中学生同士の何気ない会話 「今日、塾だよ」「あー最悪」「ほんと憂鬱」 そんな声、正直珍しくもないのかもしれない 塾って、“行かされてる場所”という意識があるうちは どうしてもそういう感情が出るものだ でも── そのやりとりの中にいた一人の生徒が ふと…

【言葉になる前の気配】 ── 生徒や保護者とのやりとりの中で“見えるようになる”ことについて

「なんか、見えるんだよなあ」 そんなふうに感じる瞬間がわりとある 目の前のことが ふっと輪郭をもって立ち上がってくるような感覚 生徒とのやりとりの中でもそうだし 保護者の方との面談でもそう 言葉の選び方 ちょっとした間 LINEの文面や絵文字の使い方 …

【進み方の癖は、ゲームにも勉強にも】  ── RPGと数学、“同じ型”で進んでいた話

「RPGってどう進める?」 そんな話題が出たとき 分は迷わずこう答える “レベル上げをして、装備を整えてから進みたいタイプ” 敵に勝てるか不安なまま ストーリーを進めるのは落ち着かない とにかく経験値をためて 武器も防具も完璧にしてからボスに挑む だか…

【先に動いた人だけが、後で安心できる】  ── 明日に任せた人が後悔しやすい理由

「明日やろうは馬鹿やろう」 昔、よく親に言われた言葉だ 当時はあんまりピンときてなかった いや、むしろうっとうしいぐらいに思ってたかもしれない でも年を重ねると これがけっこう“本質”をついてるなと感じるようになる たとえば近々テストがあるとする …

【受験生の夏、43度が未来を照らす】 ── 強化された自習で見える新しい自分

「やる気が出ない」「勉強が苦手」── この時期になるとそんな声が聞こえてくる 部活を引退したばかりの子たち なんだか気が抜けたような ちょっとふわふわした空気になる だけど受験生にとっては もう「やる気が出ない」なんて言っていられる時期じゃない こ…

「コエサク」という新しい遊び場──会話から学ぶ英作文のかたち

「ピクチャリオ」 イラストを見て英文を考える 毎日課題 ちょっとそれをお休みして というのもテストが近いので もう少し“教科書英文法寄り”の英作文に シフトしてみようと でも、普通の「日本語→英語にしなさい」ってやつだと どうしても、「この主語はこれ…

【眠気という“副作用”は、本気で勉強した証かもしれない】──夜の机にうつ伏せた君へ

またやってしまった 寝落ち 夜、机に向かっていたら いつの間にか寝てしまっていた── そんな経験、きっと誰にでもあると思います 数学の勉強をしていたんですよね 「寝落ち=怠け」って思われがちですけど 夜の勉強で眠くなるのは “本気で頭を使っていた証拠…

【わからないまま進めない】  ── 理屈理解型の勉強スタイルとその可能性

理屈がわからないと前に進めない わりとよくある勉強のタイプ とくに数学を教えていると感じる というより 自分もまさにこれ 公式1つをとっても なんでそうなるのか?が気になり 止まってしまうことも あ、ここからは自分の話として書きますけど このタイプ…

【打ち上げのある日常】子どもたちの“打ち上げ文化”は、いつから始まったのか?

学校総合体育大会 中学生運動部の大きな夏の大会 学総シーズンが始まった 陸上部は今日、明日と明後日は他の部活 なぜか毎年、陸部だけ1日ずれているのは謎だが それはまあいいとして この時期になると 毎年のように生徒たちが 「今日、打ち上げがあって〜…

高校数学を解いていてはしゃぐ塾長

高校数学の問題を解いていて 今までに何度もやった問題なのに 新しい発見があって うれしくなって はしゃいじゃって 興奮を生徒に伝えて 共有しあって 生徒も喜んでくれて その興奮がまだ収まらずに 新たな発見をもとめて 次の単元を勉強する塾長 大丈夫かな…

【ストックがないと不安になる】── 毎日課題づくりの舞台裏

www.kawagoe-matsuejuku.com 知り合いの塾の先生が書いたブログを読んだ 毎日シリーズの問題を せっせと作っているという話だった 読んでいて あーーーわかるなあ……と深くうなずいた 私も毎日課題をやっているからだ 英語だったり 漢字だったり ときにはちょ…

【正直すぎる言葉が、自分を損なうとき】── 嘘じゃなく「配慮」という生きる知恵

「別に悪気はないんだろうけど」 そんなふうに感じる場面に ときどき出会う 正直であることは大事だと思う でも、正直すぎるがゆえに 自分が損をしてしまうと言い方というのは たしかに存在する こういう言い方が 相手にどう聞こえるか そこまで考えて発して…

【あの頃はもっと自由だった】 ── 子どもの行動と勉強の「動けなさ」の関係を考えてみた

子どもの頃って、もっと自由に動けてた気がする 面白そうと思ったら すぐ走り出していた 飛び込んでいた 後先なんて、ほとんど考えていなかった それが大人になると── 良いのか悪いのか いろいろ知ってしまう だから慎重になるし 逆に動けなくなることも増え…

【気持ちの距離をこえて】── 通塾圏外から選んでくれたことの意味

通ってくれてる生徒の中に ちょっと遠くから来てくれてる子がいる 実は過去にもたくさんいた たくさんは言い過ぎか・・・ 電車に乗って1時間 自転車で坂を登って・・・どれくらいだっけ 車に揺られ40分 最初は え?問い合わせ先間違っていますよと! わり…

【学びの火が消えかけていないか】 ── 無料動画の時代に心配していること

YouTubeに勉強動画があふれている時代 「塾なんていらなくなるんじゃない?」なんて言われることもある たしかに昔よりずっと質の高い解説が しかも無料で見られる でも最近、ときどきそのコメント欄を見て 少し考えてしまうことがある たとえば「これはどう…

【「3段階目標」という考え方】──志望校が「安全圏」に入ったときこそ、目標の上げ方が大事になる

志望校を目指して、成績がようやく追いついてきた── むしろ今は、もう安全圏と呼べるくらいになってきた それ自体はもちろんすごく良いことなんです でも、ここで1つ注意しておきたいことがあって 「人は弱いもの」なんですよね これはもう、過去に何度も見…

【継続という名の贈りもの】 ── 中学生に毎日課題を届ける理由

中学生に毎日課題を出している理由 実はけっこういろいろある もちろん、英語や漢字や雑学など、内容的な狙いはあるけれど もっと大事にしているのは 続けていく中で生徒や家庭の中にちょっとした変化が生まれたらいいな ということ たとえば 課題が親子の会…

【止まっていても、風は吹かない】── 行動から生まれる奇跡と、動かないままでは得られないもの

【動いた先にしか、出会えないものがある】 ──「まず動く」ことが、すべてのはじまりかもしれない 「行動しなければ、何も生まれない」 それって、よく聞くし 当たり前のように思える言葉なんだけど いざ自分に言い聞かせようとすると 意外と難しかったりす…