学びの途中で -個別指導塾の現場から-

勉強大好き変わり者の塾長です。変人と呼ばれることもしばしば・・・ブログを読むとわかります笑

塾長の想い

【42点でも学年1位だった話】テストは点数よりも平均点との差をみてあげてほしい

テストが返ってくると点数だけを見る子が多いですねまぁそりゃそうかって気もしますが生徒本人だけでなくそれは保護者の方も同じなのですが何点だったか会話のスタートはたいていここからもちろん点数はわかりやすいし数字ですぐに判断できますが点数だけで…

【教える側が、力をもらう瞬間】頑張る生徒の姿が塾の先生を成長させてくれる

頑張っている子を見ているとエネルギーをもらえるというかこちらが教えているはずなのに逆に力をもらっているそしてもっとこの子たちのために頑張ろうと本気でそう思える感謝されることは多々あるけれど実は感謝したいのはこちらのほうなんですよね頑張る姿…

【6年間通ってくれたご家庭との対話で感じた、人と人の“温度”】つながりは本当に薄くなっているのか

6年間通ってくれたご家庭との対話から人と人とのつながりを考えていた 先日、高3生のお母様とゆっくり話す時間があった 小学生の頃から通ってくれて気づけば6年 一区切りのご挨拶だった 今までありがとうございましたそんな言葉を交わしながら ああ、”本…

【さよならの向こう側】 卒業してもやめたくない、関わりつづけたいと言ってもらえる塾

なんとも嬉しい話で普通はそんなことないんじゃない?って奥様にも言われましたが卒業していく中3生が最後の授業なのが嫌だとかやめたくないとか高3生が行けなくなるのが寂しいからなんらかの形でずっと関わっていたいとかありがたいことにこういってもら…

【小学校1年生の目で、高校数学を学ぶ】 受験直後の中3生が見せた輝き

受験を終えた中3生 まだ結果も出ていない不安もあるはずの時期 それなのに高校数学の予習をしている その姿が なんというか小学校1年生みたいなんだ 難しいめんどくさい中学よりややこしい ブツブツ言う でも目が輝いている 完全に楽しんでいる目だ 本当に…

【当たり前が消えた日】中3生の卒業で感じる寂しさと、自習に来てくれることの意味

当たり前がなくなるとなかなかさみしいもので。。。あんなに当たり前のように毎日来ていた中3生が来なくなるというか卒業していなくなるのはかなりさみしいものですね毎年経験しているはずなのに全く慣れません来ても勉強をしているので別に賑やかってこと…

泣かなかった私を褒めてあげてください

小学校からみている子が高3となり無事に第一志望に合格したわけですお母様が来訪しお話を色々したんですけどもうね、いろんなことが蘇ってきて危ないシーンが何度もあったんですなにが危ないってわかりますよね。。。結構こらえたんですよ何度も何度もこの…

頑張ろうとしている姿は素敵です。応援したくなりますよね。人間ですから。

ある生徒から自習にいってもいいんですか?と質問をうけました受験生がいるからと遠慮をしていたようです私立の生徒は受験が終わっておりますしあ、それでも自習に来ている子いるんですよねこれがまたすごいことで自慢したいですすごいでしょ、うちの子たち…

【壊れかけのファイル】 受験生のプリントの山が教えてくれた努力の証

ふと目に入った受験生のクリアファイルプリントでぱんぱん閉じ口が浮いている壊れそういやもう壊れているかもしれない胸があつくなったそこには言い訳がないただ積み重ねがある一枚は薄いでも重なれば重くなる努力は目に見えないと言うけれどちゃんと形にな…

【大学合格おめでとう、覚えていてくれた番号】 受験番号と運命数が重なった合格の話

実は私には勝手に「運命数」と呼んでいる数字があるきっかけは親の一言だったあなたはこの倍数に縁があるよとそれ以来なぜか気になるようになった受験番号車のナンバー大事な日の整理番号ふとその数字を見つけると少しだけ気持ちが上を向く根拠なんてないた…

【入試当日は、これまでの自分】 本番に強くなるための学習意識の積み重ね

本番ではちゃんとやる この言葉をよく聞く でもそれはほとんどうまくいかないと思っている 普段からやっていないことは本番でもできない 仮にできたとしてもそこに意識が置かれてしまう 本来置かなくていいはずの意識が前に出る いつもなら無意識で流れてい…

【未完成のままで】 ── 模試を受けない完璧主義が成長を止める理由

模試を受けるべきか検定を受けるべきか もう少し仕上がってから受けたい完璧に近づいてから挑戦したいそんな子を結構みてきました その気持ちはわかるんですよね自分もそうだったので。。。自分に厳しい子ほどそう言うんです でもですね。。。 模試は完成の…

【その言い方、誰のもの】 ── 子どもの態度は、親の普段が作っている

親のふるまいは、子どもに想像以上に映る 親の言う通りにしないのに親がやっていることだけは真似る 子どもに何かを伝えようとして言葉を選んで説明してもその場では、ふーんで終わることがあるなのに別の場面で親の言い方や態度だけが、そっくり出てくる た…

【わからないはOK。わかろうとしないはNG】── 伸びる子と伸びない子の分岐点

「勉強が嫌い」は普通でも「わかろうとしない」は別の話 授業をしているとときどき生徒の顔がふっと変わる瞬間がある説明の途中で「あ、面白い」感動したみたいな反応が出ることがあるあれが出た日は、こっちのテンションも上がる空気が変わる そして不思議…

「安心してください」が、逆に不安を増すこともあるという話

不安というのは説明されることでかえって増幅されることがある聞かれたことに答えるのとこちらから先に不安を提示するのはまったく別ものだ向こう側から「これって大丈夫なんですか」「どうなるんでしょうか」そう聞かれたならそれには、きちんと答えればい…

【今まで、なんとかしてきたじゃないか】 ── 入試直前に思い出してほしいこと

入試が近づいてくると例えばあと1ヶ月とかあと数週間しかないとか 生徒から言われることもSNSでみかけることも多い 残りの期間でなんとかなりますかって んーこの言葉を聞くたびに目にするたびにいつも同じことを思う その焦りがなぜ普段のテスト前では出て…

【まだいい!って言ってたのに、帰りに一番前のめり】 ── 体験授業で塾の印象が180度変わる瞬間は実際にある

体験授業で塾の印象が一気に反転するっていうケースはあるんだなぁと思う 食わず嫌いならぬ、やらず嫌いってあるよね塾って聞いただけで、顔が曇る子もいる嫌な場所に長い時間送られそうそんなイメージが先に立っちゃうからね その気持ちはわかる勉強ってだ…

想像力の“置き忘れ”に気づけるように ー正論を言う前に一拍置く、という話ー

こちらが正しいことを言っているつもりでも 相手の事情を知らないまま言葉を置いてしまうと 思った以上に鋭く見えることがある もちろん、悪意があるわけじゃない 普段から「言い方」や「受け取り方」を気にしているからこそ あとから「ああ…」ってなる 背景…

【終わったはずの時間に】 ── 9時20分、席を立たなかった2人の話

9時20分 すべての授業が終わる 席を移動しない2人の生徒 冗談半分で言ってみる そんなに授業やりたいなら 9時30分コマもスタートするよと いやです 帰ります そんな答えを想像し 返ってきた言葉は違った はい!やります! 2人ともがまさかの反応 い…

【歩くと言った背中】 ── 妻の迎えを、息子が止めた理由

我が奥様の体調が、最近あまりよくない 仕事帰り いつも駅まで迎えにきてもらっている我が子sheepが 「最近太ってきたから、たまには歩くよ」と 母の迎えを、あっさり断った いや待て待て 太ってきたって誰がだ どちらかというと痩せ型やないかい 思わずツッ…

【そこじゃない、のすれ違い】 ── 論点がずれると会話が止まる

少し前に、ある話題について書いた すると、いくつかコメントをもらった 内容はどれも 「うちでは当てはまらない」 「こういう例もある」 「例外的なケースもある」 というものだった それらが事実であることは まったく否定しない 実際、世の中に例外はたく…

【気持ちを緩めないという準備】 ── 確約があっても、私立入試を軽くしない理由

私立入試まで、いよいよ2週間を切った この時期になると どうしても気持ちが前に出すぎてしまう子がいる 「頑張らなきゃ」 「今やらないと」 その気持ち自体は、もちろん悪くない ただ、ここで一番大事なのは 体調管理だ どんなにやる気があっても 体が崩れ…

【負けたのではなく、選んだ】 ── 進路変更をネガティブにしない視点

公立高校を目指していた生徒が 直前期になって「やっぱり私立にします」と 進路を切り替えるケースは、実は少なくない 理由はいろいろある 中には 「もう理社をやりたくない」 「勉強量が多くてしんどい」 という、いわばネガティブに見える理由も確かにある…

【正月らしくない正月】 ── 勉強したくなる時間が、いちばん落ち着く

この仕事についてから 毎年お正月らしいお正月はあまり過ごしていない あ、それをよしとしているので 誤解なきよう。。。 基本これだけの時間があくと 勉強したくなる 今年も数学と英語を勉強している あ、あとちょっと理科も 休みがたくさんあると 勉強でき…

【知ること自体が、風情だった】 ── 月の呼び名と、天体の学び

月の呼び名は なんともおしゃれだなと思う 特に 満月以降がいい 十六夜(いざよい) ためらうように 少し遅れて出てくる月 立待月(たちまちづき) 立ったまま待っていれば そのうち昇ってくる月 居待月(いまちづき) もう立つのはやめて 座って待つ月 寝待…

【完璧を捨てられるか】 ── 英語長文では木ばかりをみているとできるようにならない

高校受験でも大学受験でも 長文が難しくなればなるほど 知らない単語は確実に増えていく でもそれは 「その単語をすべて覚えてこい」という 要求ではないと思う 木ばかりを見て 森を見られなくなった瞬間 この手の長文とは戦えなくなる 出題する側もきっと分…

【外は寒いが、教室は暑い】── 受験生の質問が増えた冬

今年の冬は例年にないくらい忙しい 自分の授業が多いことと関係なしに・・・ それは毎年のことだから 受験生からの質問が多いのだ 短期間にこんなに質問をもらったことはない 不安が増えている証拠でもあり 同時に本気度が上がっている証拠でもある 忙しさは…

続・相手視点に立つって、こういうところに出る

私は家にいる 妻は塾にいる ↓ 確認したい教材があり 「写真で送ってほしい」と依頼する ↓ 「休憩に入ったらでいいよ」 「お昼休みで大丈夫だから」 「寒い中申し訳ないです」と付け加える さてこのメッセージにどんな意味があるのでしょうか 私の頭の中では…

【なぜ人は、確かめる前に怒れるのか】 ── クレームの裏にある思考のオート運転

全国にあるコンビニと神社 どちらの数が多いと思うだろうか たぶん、多くの人が「コンビニ」と答えると思う 正直、その感覚はよく分かる 街を歩けば、目に入るのは圧倒的にコンビニだ 明るい看板があって、生活動線のど真ん中にある 数を正確に知らなくても …

6年間、ずっと担当してきた生徒の最後の授業

6年間一度も担当が変わることなく ずっと私が見てきた生徒がいる 今日が、その子の最後の授業だ この文章を書きながら 正直、もう泣きそうになっている 振り返ってみると 今の自分を形づくっている多くのものが その生徒との時間から始まっている これまで…