個太郎塾ふじみ野教室 -埼玉県富士見市-

勉強大好き変わり者の塾長です。変人と呼ばれることもしばしば・・・ブログを読むとわかります笑

【使ってこそ意味がある】 ── 計算の工夫を「知ってる」だけでは意味がない理由

計算の工夫って

教えるとすごく感動してもらえることが多い

 

「えっ、そんな方法があるんですか!」


「それなら早いし、わかりやすい!」

 

そんなふうに目を輝かせてくれる

 

でも、ここからが本当の勝負だなと思う

 

感動しても

納得しても

「知った」だけでは何も変わらない

 

本番でそれを“使えるかどうか”は、

普段の練習で“どれだけ使ってきたか”にかかっている

 

頭では「こっちのほうが早い」とわかっていても

いざ試験になると

なぜか元のやり方に戻ってしまう

 

理由ははっきりしている

「怖い」んだよね

 

慣れてない方法を使って、もし間違えたらどうしよう

だったら、多少時間がかかっても

“いつものやり方”でやろうってなってしまう

 

でもそれじゃ、せっかくの工夫も宝の持ち腐れ

 

だからこそ、ミスしても大丈夫な「練習」のうちに

どんどん使ってみることが大事なんだと思う

 

最初はうまくいかなくてもいい

ちょっと時間がかかってもいい

「使ってみること」自体が経験になるから

 

そうやって

使って、ミスして、また使って

その積み重ねがあるからこそ

試験の場でも、迷わず“使える”ようになる

 

知ってるかどうかじゃない

使えるかどうか

 

その差を埋めるのは

毎日の練習の中での「使ってきたかどうか」なんだと思う