学びの途中で -個別指導塾の現場から-

勉強大好き変わり者の塾長です。変人と呼ばれることもしばしば・・・ブログを読むとわかります笑

【写し鏡としての小論文】 ── 普段どう世界を見てきたかが、そのまま言葉ににじむ

小論文って不思議だと思う

文章なんだけど、ただの文章ではない

 

書く人の思考の癖や判断基準

価値観や語彙のストック

どれだけ世界に触れてきたか

そういう“日常の跡”がそのまま滲み出る

 

ふだん考えていないことは書けないし

ふだん使っていない言葉は出てこない

ふだん触れていない知識は例として使えない

ふだん曖昧にしている論点はすぐに崩れる

 

積み重ねてきた毎日の密度が

文章という形で可視化されるだけなんだと思う

 

知識だけでもない

テクニックだけでもない

どんなふうに世界を見てきたか

どんな言葉をためてきたか

どんな経験を自分の中に沈めてきたか

 

そういうものがすべて表に出る

 

だから小論文は

直前にひねり出すものじゃない


生き方の断片が

ただ文章の形をして現れるだけなんだと思う