小学校低学年だったか
私が群馬県の安中市という
小さなところに住んでいたときのこと
当時社宅に住んでいて
敷地内には公園があった
なんど練習してもだめで
あ、逆上がり
その公園で結構練習したんだけど
できなくて
まぁ当時の感覚だから
今思えばたいして努力はしていなかったのかも
しれないけど
近所のお母さんたちも
結構いたかな
その中にうちの母親もいて
あまりの出来なさぶりに
「もし逆上がりできたらケーキを買ってあげるよ」と
当時の塾長は
このケーキにつられたのか
よっぽど食べたかったのか
そのあとすぐに逆上がりができるようになったのは
いうまでもない
今までの努力はなんだったのか・・・
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今日通勤途中(健康を考え徒歩)
小学校2年生か3年生くらいの男の子とすれ違った
誰かと電話をしているところだった
「ねぇ聞いてよ」
「俺さー逆上がりできるようになったよ」
お母さんへの報告だろうか
お友達への報告だろうか
なんとも微笑ましい光景だった
それをみて
ケーキに負けた逆上がり少年の話を書こうと思った