中学1年生の
1学期中間テスト
それは
小学校の「テスト」とは
まるで別もの
範囲の広さ
時間の長さ
順位がつくこと
何より
そこに込められる「意味」が
ぐっと重たくなる
そんな
“初めての重さ”を前にして
そっと涙をこぼす子がいる
不安
緊張
どうしようもない焦り
そのどれもが
その子の「真剣さ」のかたち
どうでもよければ
人は泣かない
くやしさでもなく
悲しさでもなく
もっと深いところから湧いてくる涙
それはきっと
「向き合おうとした自分」との対話の中に
落ちてくる
誇らしいことだと思う
本気になったからこそ
心が震えたんだと思う
それを
だれかがちゃんと見ていてあげること
泣くほど頑張った君を
すごいと思ってるよ、と
言葉にして伝えてあげられること
たぶんそれが大人の役目
点数より先に見るべきものがある
そう思うからこそ
この時期の涙は
その子が「中学生になった証」だと思う