「先生理科教えてください」
自習中の中3生からのお願い
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理科・・・
そういえば
思い出す
その子ももう社会人なので
だいぶ前の話
中3生だったときのこと
理由は色々あるのだが
電車で1時間以上かけて
毎日うちの塾に通っていた生徒がいた
流石に遠すぎるので
夏休み限定だったけれど・・・
私の授業を指名してくれて
たぶんこれが初めての指名だったかな
8月にはいって
お盆休みのちょっと手前
理科を教えてほしいとお願いをされた
実はこの時点で理科を教えたことはなく
ただかなりの時間をかけて通塾してくれているし
指名までされているので
期待に応えてあげたい想いはかなり強くあった
教えるのはもちろん問題ないものの
その時点での自分の知識では難しかったのも事実
(もうすぐお盆休みか・・・)
時期もよかったのかもしれない
わかった
じゃあもうすぐお盆休みだから
明けたら理科教えるよ
そう返事をしたことを覚えている
お盆休みの数日間
5日くらいだったかな
すべてを理科の時間に捧げた
3年間分の理科を猛勉強した
参考書もみた
教科書もみた
映像授業もみた
あらゆるツールを使って
自分が理解するだけでなく
それを教える前提で
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冒頭の
「先生理科教えてください」
これに応えられるようになったのも
(とはいえまだまだ勉強不足ですけど)
あのときの生徒のおかげなんだよな〜と
「理科」のワードがでると
毎回このことを思い出す
感謝しています