趣味というわけではないけれど
人を見るのが好きで
ほぼほぼ無意識でみてしまう
人間観察とでもいうのか
電車通勤をしてころ
もうだいぶ昔の話
もちろんそのころにも
この人間観察はあって
だから必ずといっていいほど
目に止まってしまう
迷惑な人たち
１車両に１人はいたのではというくらい
きっと今でもいるのだろう
音楽の音量だったり
電話だったり
座席だったり
気にしなければいいじゃんと言われるが
それができない
人をみてしまうから・・・
そして勝手にイライラし
ときには車両を変えたこともある
なんと無駄な時間なんだろう
これをなんとかできないか
よくよく考えてみれば
こっちは誰だか知らない相手に対して
勝手にイライラしているが
向こうはなんとも思っていない
自分の時間を楽しんでいる
自分だけ損をしている気分
相手をなんとかしようなんて
そんなことは考えず
というか関わりたくもないので
こっちがなんとかするしかない
土俵から降りる決断をした
イライラするのは
相手と同じ土俵にのっているからだ
すぐに土俵から降りて
相手を俯瞰すればいい
迷惑をかけていることにも気づかず
なんて可愛そうな人なんだろうと
無理やり憐れむ練習をした
自分の貴重な時間を
イライラに費やすほど
無駄なことはない
だから意識的に憐れむ練習を
毎日していった
そういった人をみつけては
イラッとする
そして即座に土俵から降りる
俯瞰でみる
憐れむ
これを意識的に繰り返した
そのおかげか
イライラすることがなくなった
なんなら
自分の練習のために
そういった人を探すのが楽しくさえなった
嘘のような話だが
この繰り返しのおかげで
自然に土俵から降りることに成功した
それからイライラすることもなくなった
嫌な上司も
この考え方で接するようにして
だいぶ気分がよくなった
特殊なやり方かもしれないけれどね・・・
