個太郎塾ふじみ野教室 -埼玉県富士見市-

勉強大好き変わり者の塾長です。変人と呼ばれることもしばしば・・・ブログを読むとわかります笑

【教育は課金ではない】──「こんなに塾課金してるのに」の違和感

「こんなに塾課金しているのに成績が上がらない」

 

また目にしたこの言葉

おそらく言っている本人に悪気はない

しかしだからこそ問題があると考える

 

人が何気なく選ぶ言葉は

意図的に選ばれた言葉以上に

その人の深層にある価値観を正直に映し出す


特に日常的に用いられる語彙は

無意識の領域にある思考パターンを

率直に表現することがある

 

「課金」という言葉は

本来ゲームなどで用いられるものであり

その根底には

「お金を支払えば即座に確実な見返りが得られる」

という構造が明確に成立している

 

だが教育においては

そうした即効性のある交換は成立しない

 

学びの成果は可視化しづらく

結果が現れるまでに時間を要し

なによりも本人の主体的努力が大きく影響する

 

教育は即効性よりも

人格と習慣を育てるプロセスであり

金額で買えるものではない

 

にもかかわらず

このようなワードを

教育というデリケートな場所に用いるということは

「教育=即座にリターンを求める消費行動」という思考が

無意識に定着していることを示唆している

 

この認識は

子どもの努力や学習に費やした時間といった

本来尊重されるべき価値を過小評価し

成果を金額で買うものへと矮小化しかねない

 

教育とは「育ち」を支える行為であって

「結果」を買う行為ではない